北海道の南西部、日本海を臨む町、江差。
天然の良港に恵まれたこの地には、江戸期から明治期にかけてニシンの加工品やヒノキ材を求める北前船が本州から訪れ、「江差の五月は江戸にもない」と謳われるほどの繁栄を極めました。
かつての栄華を伝える街並み「いにしえ街道」、北海道最古の歴史を有する「姥神大神宮渡御祭」、民謡「江差追分」に代表される郷土芸能など、北前船交易による繁栄は、江戸時代から伝承されている文化とともに、今でもこの地域に色濃く連綿と受け継がれています。
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北海道南西部に位置し、年間を通じて良風が吹く町、江差で取り組む再生可能エネルギーをご紹介します。
江差グリーンエナジー株式会社は、江差ウインドパワー社(江差町などが出資)が2001年より運営していた風力発電所(21,000kW)を2021年に引き継ぎました。
2001年からの運転で得られた知見を基に、より効率的な発電ができるようリプレイス(GE社製 定格出力4,200kW×5基)を行ない、2023年2月に運転開始しました。
江差町の貴重な資源である風を、地域の方々の理解を得ながら、再生可能エネルギーとして有効に活用されております。
名称 | 江差風力発電所 |
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所在地 | 北海道江差町泊 |
定格容量 | 21,000kW |
運転開始時期 | 2023年2月 |
江差グリーンエナジー株式会社は株式会社ジェイウインド(電源開発株式会社100%出資)とシン・エナジー株式会社が出資する企業となります。本事業には環境省の関連するグリーンファイナンス推進機構からの出資も頂いており収益の一部は地域貢献活動に利用されます。
また、電源開発とシン・エナジーは北海道石狩地区においても2024年3月に同規模の風力発電所を運転開始しております。
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